アイプチで二重になったは本当なのか?
アイプチの仕組みは、専用の液剤(接着剤・ノリ)をまぶたに塗ることで一重の人でも手軽に二重の状態を作れるアイテムです。
液体タイプのアイプチではなく、専用のテープ(シール)を使ったアイテープも人気を高めています。
アイプチやアイテープは原則として持続時間が限定される一時的なもので、粘着力を失えば元の状態へ戻ります。
アイプチを続けることで癖(型)を付け、最終的にはアイプチなしでも二重まぶたになれたという口コミが散見されますが、本当に可能なのでしょうか?
「アイプチで二重になった」などの噂は、少なからず本当の事例が多数あります。
ただし、確実性はなく個人差ややり方次第で成功率は大幅に変わります。
二重癖を付けるための期間
アイプチは構造上、これまで完全な一重だった方が数回使っただけで二重癖を作ることはできません。
最低でも3ヶ月以上はアイプチを使い続ける必要があり、2~3年以上継続し続けることで癖が付いた人もたくさんいます。
個人差が大きく、アイプチを使ってどれだけ努力をしても、常に二重の状態にはなれない可能性も高いです。
やり方が重要
アイプチで一時的に二重の状態を作るのは比較的簡単ですが、癖を付けてアイプチなしで二重を維持するためには、やり方を工夫しないといけません。
アイプチの中でも強力なタイプを使うことや就寝時もアイプチをすること、アイプチで作り出す二重の形が癖の付きやすいものにするなどのコツがあります。
最適なやり方は人それぞれ異なるので、自分自身でまぶたの状態や変化をフィードバックしながら二重を目指しましょう。
また、アイプチだけではなくマッサージやダイエットによるケアをすることも大切です。
二重になりやすい人
アイプチで二重になれる確率は、使う前の状態によって変わります。
二重になりやすい人の条件をまとめました。
- 元々奥二重
- まぶたの皮膚が柔らかい
- まぶたの皮膚が薄い
- まぶたの脂肪が少なめ
目を大きく開くのが困難な「眼瞼下垂」だと、どれだけ苦労しても二重になれない可能性が高いです。
見た目の特徴だけで判断できない要素もあるので、二重になりやすい条件がなくても一度チャレンジしてみる価値はあります。
癖(型)を付けた二重のデメリット
実際にアイプチで癖を付けて二重になれたとしても、元から二重の人や手術で二重にした人と比べて以下のデメリットがあります。
- 時間の経過で元に戻る恐れがある
- 二重だけど形が悪い
- 片目だけ二重の左右非対称になる
このほか、アイプチは粘着剤が皮膚呼吸へ悪影響を及ぼすため、まぶたが腫れてしまうことや肌荒れなどのトラブルを引き起こすリスクがあります。
アイプチによる二重チャレンジをした結果、老け顔になってしまう失敗事例も多いので注意しましょう。
まずは、事前に顔写真を撮っておき、まぶたの状態変化だけではなく顔や目元全体の印象が悪い方向へ変化していないか小まめにチェックすることが大切です。
確実に二重になりたい方や綺麗な二重になりたい方は、アイプチではなく埋没法による手術をした方が無難です。
アイプチは多くの人が使う定番アイテムですが、使うこと自体にデメリットがあり、二重が定着する可能性が低いことを覚えておきましょう。